SoloRehaは、AIを相手に会話を練習するサービスです。面接・商談・報連相など97の場面が用意されています。

この場面では、AIがお客さまの役をやります。誰にも見られないので、何度でも失敗できます。
相手:早川 康夫・契約内容の説明に不満を持つお客様(60代)
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契約したときの説明と違う、と言われる。しかし、その説明をしたのは前の担当者で、自分はその場にいません。
つい「私はその時おりませんでしたので」と言いたくなります。
ただ、相手からすれば担当が誰であっても同じ会社です。
この一言が出た瞬間に、話は「誰が悪いか」に変わり、本題から離れていきます。
最初の一言で、話の向きが決まります。
「担当が代わっておりますが、当社としてご説明した内容ですので、私が引き受けます」。
誰がやったかではなく、どこが引き受けるかを示します。
その場にいなかったことは事実ですが、相手にとっては関係のない事実です。
引き受けると言い切ると、相手は責任の追及をやめて、中身の話に移れます。
逆に「私はその時おりませんでしたので」は、事実であっても言わないことです。
相手にとっては関係のない事実で、聞いた瞬間に話が責任の所在へ移ります。
理屈で押してくる相手ほど、勝ち負けを求めているわけではありません。
聞いた話と違うことについて、納得できる説明が欲しいだけです。
だから、事実の確認を丁寧にやります。
いつ、どういう説明で、実際の契約はどうなっているのか。
食い違いがあるなら、あることを認めます。認めても会社は倒れません。
曖昧にしたまま進めるほうが、後で大きくなります。
その場を収めるために「前の者の説明が不十分でした」と言いたくなります。
短期的には収まりますが、相手には「担当が変わるたびに前の人のせいにする会社」に見えます。
個人ではなく、伝わり方の問題として言います。
「ご契約時に、この点が十分にお伝えできていませんでした」。
主語を会社にすると、相手も引き取りやすくなります。
説明だけで終わると、また同じ話をすることになります。
分かっていることと、確認が要ることを分けて、それぞれ期限を付けます。
「契約の内容はこの通りです。当時の説明の記録は、明日15時までに確認してご連絡します」。
確認が要るものを持ち帰るのは構いません。放置に見えないよう、いつ・誰が返すかを添えます。
ここまで示せると、たいていの相手は引き際を作れます。
社内には、必ず事実として共有しておきます。
「前の担当の説明が足りなかった」ではなく、「この点は説明が伝わりにくい」として上げます。
同じ苦情が別のお客様からも来ている可能性があり、そこで初めて仕組みの話になります。

前の担当者の説明不足を自分が謝る場面
接客・対応・難易度 ふつう(3段階の真ん中)
この場面が難しいのは、自分に落ち度が無いところから謝罪を始めなければならないことです。
頭では分かっていても、「私はその時いませんでした」が先に出ます。
一度通してみると、自分がどの一言で責任の話にしてしまったかが分かります。
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