SoloRehaは、AIを相手に会話を練習するサービスです。面接・商談・報連相など97の場面が用意されています。

この場面では、AIがお客さまの役をやります。誰にも見られないので、何度でも失敗できます。
相手:大野 修・従業員90名の設備工事会社・工事部 部長
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自社の都合で納期が遅れる。それを、待っている取引先に自分の口から伝えなければならない。
この連絡がいちばん重いのは、こちらに非があり、相手が困ることが分かっているからです。
だからつい、言い方を整えることに時間を使ってしまいます。
ただ、受け取る側がまず知りたいのは謝罪の言葉ではなく、いつになるのか、どこまで決まっているのかです。
最初の30秒で、遅れること、新しい見込み、それがどこまで固いのかを言い切ります。
「ご発注いただいた資材ですが、当社の生産都合で2週間遅れます。現時点の見込みは◯月◯日で、工程は押さえています」。
お詫びはその前後に一度で十分です。繰り返すほど、相手は本題に入れずいらだちます。
相手は社内で説明する立場にあります。日付が出てこないと、その説明ができません。
謝罪は相手のためではなく、こちらの気持ちの整理のために長くなりがちだ、と知っておくと短くできます。
すべてを確定してから連絡しようとすると、連絡そのものが遅れます。
遅れの連絡は、遅れるほど心証が悪くなります。
確定していることと、まだ動く可能性があることを、分けて伝えます。
「◯日は確定です。ここからさらに早められるかは、明日の午前に判断がつきます」。
あわせて、いつ次の連絡をするかを自分から置きます。
「明日15時までに、確定した日程をご連絡します」。この一言があるだけで、相手は待てるようになります。
遅れそのものより、その先で相手が何に困るかが本題です。
現場が止まるのか、別の工程を先に動かせるのか、先方のお客様への説明が要るのか。
「この2週間で、いちばんお困りになるのはどのあたりでしょうか」と聞きます。
そこが分かると、出せる手が変わります。
一部だけ先に届ける、代わりの手配を探す、別のルートで一部を回す。
全部を元に戻せなくても、いちばん痛いところだけを外せることがあります。
声を荒げずに「で、どうするんですか」と静かに聞いてくる相手がいます。
この問いに、曖昧な言い方で答えるのがいちばんまずい対応です。
できることとできないことを、その場で線引きして言います。
「一部先行のご用意はできます。全量の前倒しはできません」。
できないと言うのは冷たいことではありません。できるかもしれないを残すほうが、相手の予定を狂わせます。
最後に、次の連絡の日時と、誰が連絡するかまで決めて終わります。

自社都合の納期遅延を既存顧客に伝える
営業・商談・難易度 ふつう(3段階の真ん中)
この場面が難しいのは、こちらに非があるぶん、言葉を選びすぎて話が長くなるところです。
頭では「結論から」と分かっていても、実際に相手を前にすると謝罪から入ってしまいます。
一度通してみると、自分が何秒で日付を出せているかが分かります。
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