SoloRehaは、AIを相手に会話を練習するサービスです。面接・商談・報連相など97の場面が用意されています。

この場面では、AIがお客さまの役をやります。誰にも見られないので、何度でも失敗できます。
相手:岡田 由紀・従業員40名の美容サロン運営会社・経営企画室長
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見積もりも条件も合意していたのに、最後の場面で「もう少し検討させてください」と言われる。
ここで多くの人が、値引きの話を持ち出すか、そのまま持ち帰ってしまいます。
ただ、この言葉が出た時点で相手が断ると決めていることは、実はそれほど多くありません。
決められない理由が別にあり、それを口に出しにくいだけ、という場合が大半です。
「やめます」と「もう少し考えたい」は別の言葉です。
前者は決まったこと、後者は決められないことを指しています。
決められないときは、必ず理由があります。
予算の時期、社内で通す順番、使いこなせるかどうかの不安。どれも、こちらから聞かなければ出てきません。
まず「断られた」と受け取らないところから始めます。
理由が分からないうちに値引きを出すと、二つのことが同時に起きます。
一つは、まだ聞いていない本当の理由が、値段の話に隠れて出てこなくなること。
もう一つは、最初の見積もりに根拠が無かったと自分で認めてしまうことです。
値段が理由だと分かったときに、初めて条件を動かす話をします。
この聞き方は、相手に「無い」と答える逃げ道を渡してしまいます。
代わりに、こちらから選択肢を並べます。
「決めていただくうえで、費用の話と、社内で説明する材料と、始めたあとの手間と、どれがいちばん引っかかっていますか」。
三つ挙げると、相手はその中から選ぶか、「実はもう一つあって」と別の話を始めます。
どちらに転んでも、会話は前に進みます。
その場にいる人が、一人で決められるとは限りません。
「この件、社内ではどなたに説明されますか」と聞くと、相手が越えようとしている壁が見えます。
説明する相手がいると分かったら、そこで渡すべきものは値引きではなく、説明しやすい材料です。
想定される質問と、それへの答えを一枚にまとめて渡す。
相手を説得するのではなく、相手が社内で説明する場面を手伝う側に回ります。
この切り替えができると、相手は敵ではなく同じ側に立つ人になります。
いちばんやってはいけないのは、期限のないまま預けることです。
「ご検討ください」で終わった案件は、たいてい次の連絡が来ません。
「では来週の水曜に、その点だけ十分か確認させてください」と、日付と目的をひとまとめにして置きます。
日付が決まらないときは、決まらない理由そのものが、いちばん大きな引っかかりであることが多いです。

契約直前に「もう少し検討したい」と言い出した顧客
営業・商談・難易度 辛口(3段階でいちばん難しい)
この場面が難しいのは、相手が理由を言わないまま話を終えようとするからです。
用意した切り返しをそのまま読み上げても、相手の答えは想定どおりには返ってきません。
一度通してみると、自分が沈黙に耐えられずに値引きへ逃げているかどうかが、はっきり分かります。
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