SoloRehaは、AIを相手に会話を練習するサービスです。面接・商談・報連相など97の場面が用意されています。

この場面では、AIがお客さまの役をやります。誰にも見られないので、何度でも失敗できます。
相手:佐藤 健一・従業員30名の製造業・代表取締役
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初回の商談で製品の説明を始めてしまい、相手の反応が薄いまま時間が終わる。
よくある失敗ですが、原因は説明が下手なことではありません。
相手がまだ困っていることを言葉にしていない段階で、答えを渡してしまっているからです。
初回の目的を「売ること」から「相手の話を聞き切ること」に置き直すと、同じ一時間でも持ち帰れるものが変わります。
「お困りごとは」と広く聞かれても、相手はどこから話すか決められません。
「受発注の管理は、いまどんな流れで進めていますか」のように、具体的な業務を一つ挙げて聞きます。
手順を語ってもらうと、その中に不便が自然に混ざって出てきます。
本人が困りごとだと認識していないことほど、手順の説明の中に紛れて出てきます。
どんな順番で、何を使って、どこで確かめているのか。聞く側が決めるのは質問の順番だけで、答えの中身は相手に任せます。
「月に何件か入力ミスが出る」と言われたら、まずその言葉を繰り返します。
解決策を出すのは、相手が困りごとを十分に言い終えてからです。
早く出すほど、相手は「聞いてもらえていない」と感じます。
言い換えるときも、相手が使った言葉を残します。
「入力ミス」を業界の言葉に言い直すと、話がこちらの土俵に移り、相手は急に説明を受ける側に回ってしまいます。
頻度、かかっている時間、影響が及ぶ範囲。数えられる形にすると、相手自身が問題の輪郭をつかみます。
「月に数件」なら、一件の直しに何分かかり、取引先にはどう説明しているのか。
数字にするのは、こちらが提案の根拠を集めるためではありません。
相手が自分の言葉で「これは放っておけない」と言えるようにするためです。
ここを飛ばして提案すると、相手の中で「わざわざ変えるほどではない」に戻ります。
初回で決まる商談はほとんどありません。次に会う理由をつくれれば十分です。
「いまうかがった流れに合わせて、実際の画面でお見せしたいのですが」と、次の場を具体的に提案します。
次回にどなたが同席されるかも、この場で聞いておきます。実際に使う人が来るかどうかで、見せる内容が変わるからです。
日程まで決められれば、その商談は成功と考えて構いません。
日程を決めるときは、候補を二つ出して選んでもらうと、決めるまでが早くなります。
聞く順番を一度つかむと、どの業種の相手でも同じ手順で商談を始められるようになります。

ITツールに慎重な中小企業社長への初回商談
営業・商談・難易度 ふつう(3段階の真ん中)
商談は、想定どおりの順番では進みません。
相手の返答に合わせて質問を組み替える感覚は、実際に何度かやり取りしてみないと身につきません。
一度通してみると、自分がどれだけ早く提案に入ろうとしているかが分かります。
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