SoloRehaは、AIを相手に会話を練習するサービスです。面接・商談・報連相など97の場面が用意されています。

この場面では、AIがお客さまの役をやります。誰にも見られないので、何度でも失敗できます。
相手:石田 直子・従業員120名の食品加工会社・総務部 課長
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「他社さんはもう少し安いんですよ」。この一言で、頭が値引きの計算に切り替わる。
けれど値引きで取った案件は、次も値引きを求められます。
価格を言われたときに本当に必要なのは、金額を動かすことではなく、差額の中身を説明することです。
差額の中身が見えると、相手は「高い」ではなく「この範囲なら妥当か」を考え始めます。
同じ名前のサービスでも、含まれる範囲は各社で違います。
サポートの時間帯、初期設定の作業、担当者がつくかどうか。
比較の中身を確かめないうちは、その差額が高いのか安いのかを誰も判断できません。
相手も、実は中身まで見比べていないことがあります。そこを一緒に確かめるところから始めます。
「差額は、どの部分から出ているとお考えですか」と聞くと、相手が何を重く見ているかも分かります。
比較の中身を聞くときは、相手の選び方を責める言い方にならないようにします。
「どこまで含まれているか、一度並べてみませんか」と誘う形にすると、相手も身構えずに比較表を出してくれます。
並べた結果、こちらが高い理由が見当たらなければ、それも正直に認めます。
月に一万円の差が、担当者の作業時間で何時間分にあたるかを一緒に計算します。
金額のままでは大小の話にしかなりませんが、時間に置き換えると業務の話になります。
計算はこちらで済ませて見せるより、相手の数字を入れてその場で一緒に出すほうが残ります。
自分で出した数字は、人から渡された数字より信じられるからです。
相手が社内で説明するときも、この形のほうが通りやすくなります。
目の前の担当者は、社内で誰かに説明しなければなりません。
「なぜ高いほうを選んだのか」を説明できる材料がなければ、担当者は安いほうを選ぶしかありません。
たとえば、他社との違いを三行でまとめた一枚。社内で聞かれそうな質問と、その答え。
相手がそのまま社内で使える形にして渡します。
交渉相手ではなく、社内で戦う人だと考えると、渡すべきものが変わります。
どうしても価格を動かすなら、契約期間や導入範囲など、何かを一緒に決めます。
交換条件があれば、値引きは「譲歩」ではなく「合意」になります。
値下げの話をするのは、中身の説明を終えてからです。順番が逆になると、それまでの説明がすべて値引きの言い訳に聞こえます。
一度下げた価格は戻せません。次の更新でも、その金額から話が始まります。

「他社はもっと安い」と相見積もりを突きつける担当者
営業・商談・難易度 ふつう(3段階の真ん中)
価格の話は、感情が動きやすい場面です。
焦らずに一つずつ確かめる進め方は、頭で分かっていても本番では飛びます。何度か通してみると落ち着いて話せます。
価格を言われた瞬間に何を返すか、決めておくだけで交渉の主導権が変わります。
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