SoloRehaは、AIを相手に会話を練習するサービスです。面接・商談・報連相など97の場面が用意されています。

この場面では、AIがお客さまの役をやります。誰にも見られないので、何度でも失敗できます。
相手:松本 浩二・小型家電を購入した一般顧客(会社員)
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受話器の向こうで相手が怒っている。こちらに落ち度があるのかも、まだ分からない。
クレーム対応が苦しいのは、謝ることと非を認めることの区別がつかないまま話し始めるからです。
この二つを分けられると、最初の一分で場の温度が変わります。
こちらが落ち着いた声で受け続けると、相手も少しずつ話す速さを落としていきます。
不具合の原因が分からない段階でも、何度も電話をかけさせたことには確実に非があります。
「三度もお電話をいただくことになり、申し訳ありません」は、事実認定をしない謝罪です。
謝る対象を手間に限定すると、誠実さと正確さを両立できます。
逆に「こちらの製品の不良で」と原因まで口にしてしまうと、調べた結果が違ったときに説明が二転三転します。
謝ることと、原因を決めることは、別の順番で行います。
怒っている人は、まず言い分を全部出さないと次に進めません。
途中で確認を挟むと、最初から話し直しになります。
相づちだけを返して最後まで聞くほうが、結果的に早く本題に入れます。
相づちは「はい」だけでなく、「それはご不便でしたね」と相手の言葉を受け取る形を混ぜます。
声の大きさや速さは相手に合わせず、少し低く、ゆっくり保ちます。こちらが落ち着いた調子を崩さないと、相手の話す速さも自然に下がってきます。
話を聞きながら要点を書き留めておくと、確認の段階で同じことを二度言わせずに済みます。それも、怒りを大きくしないための配慮の一つです。
言い分を出し切ると、相手の側にもこちらの話を聞く余地が生まれます。
「状況を正確に把握したいので、いくつか確認させてください」と一言置いてから聞きます。
同じ質問でも、断りがあるかないかで尋問に聞こえるかどうかが変わります。
購入日、症状、使っていた状況。順番を決めておくと、動揺していても抜けません。
聞き終えたら、最後にまとめて復唱します。
言い違いがあればその場で直せますし、相手は正しく伝わったと分かって安心します。
「後ほどご連絡します」は、また同じ不満を生みます。
「明日の午前中に、私、山田からお電話します」まで言い切ります。
前の約束が守られなかった相手にとって、次の約束の具体性がそのまま信用の材料になります。
約束した時刻には、調べが終わっていなくても連絡します。「まだ確認中で、次は何時にお伝えします」と言えば、約束は守られています。

商品の不具合に怒りが収まらない相手からのクレーム電話の一次対応
接客・対応・難易度 ふつう(3段階の真ん中)
クレーム対応は、知識より反射の場面です。
怒気に触れた瞬間に何が言えるかは、実際にその声を浴びてみないと分かりません。
謝る対象を切り分ける習慣は、一度身につけば他の場面でも効きます。
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