SoloRehaは、AIを相手に会話を練習するサービスです。面接・商談・報連相など97の場面が用意されています。

この場面では、AIが部下の役をやります。誰にも見られないので、何度でも失敗できます。
相手:岡部 昌之・従業員100名のIT企業・52歳のベテランメンバー(自分より年上の部下)
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自分より年上で、経験も長い人が部下になる。
そのやり方を変えてほしいと伝えなければならない場面は、いずれ必ず来ます。
正しいことを言えば通るはずだと思って切り出すと、たいてい穏やかに押し返されて終わります。
ここで効くのは、論理の強さではなく、話を切り出す順番のほうです。
いきなり変更の話から入ると、それまでの仕事を否定されたと受け取られます。
先に、事実として認められることを言葉にします。
「◯◯さんの報告書は、お客様から読みやすいと言っていただいていますよね」。
お世辞ではなく、実際にあったことを言います。ここが嘘だと、その後の話がすべて軽くなります。
年齢や経歴への敬意は、態度ではなく、具体的な事実を挙げられるかどうかで伝わります。
「揃えてください」だけでは、なぜ自分が変わらなければならないのかが分かりません。
困ったことが実際に起きているなら、それを出します。
「先月◯◯さんが休まれた日に、私が代わりに探して30分かかりました」。
評価の話ではなく、起きた事実の話にします。
相手のやり方が悪いという話ではなく、チームとして困る場面があるという話に変わります。
ここを人の話にすると、正しくても感情が先に立ちます。
回数と日付を添えられると、さらに動かしにくくなります。
「2回ありました」と言えるかどうかで、受け取られ方が変わります。
標準に合わせてくださいと言うと、負けを認めろと言っているように聞こえます。
そうではなく、良いところを標準の側に入れる形にします。
「いまの様式で、お客様に喜ばれている部分を、チームの標準に取り込みたいのですが」。
こうすると、相手は変更される側ではなく、決める側に回ります。
協力してもらえる確率が、はっきり変わります。
敬意を示すことと、要件を引っ込めることは別です。
不在時に他の人が引き継げること。ここは組織として外せない、と決めておきます。
「様式の中身はご相談しますが、他の人が探せる場所に置くところだけは、揃えさせてください」。
譲れる場所と譲れない場所を、自分の中で先に分けておくと、その場で流されません。
最後は、いつまでに何をするかを二人で決めて終わります。
決める場に本人を入れるのも効きます。標準を作り直す担当をお願いする、という形です。
決めた側になれば、守るかどうかの話ではなくなります。

自分より年上・経験豊富な部下のやり方を指摘する
マネジメント・難易度 辛口(3段階でいちばん難しい)
この場面が難しいのは、相手が反発するのではなく、穏やかに押し返してくるところです。
強く言えば角が立ち、引けば何も変わりません。
一度通してみると、自分がどこで引き下がっているのかが、はっきり分かります。
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